アドラー心理学で読み解くカップルや夫婦の喧嘩の原因と解決策

アドラーの心理学とは?

アドラーの心理学では人の行動は過去ではなく目的できまる

人がとった行動に対し私たちはどのように捉えるでしょうか。何が原因でそうなったかを考えます。
その人がどのような経験があり、どのような性格かを洗いざらし、理由を見つけようとします。これを心理学では、原因論と言います。

原因論に対し、「何が目的でその行動をしたのか」「何を達成したくてその行動に出たのか」
というところに視点を置く考え方もあります。
これを目的論を言います。

アドラーの心理学では人の行動はその人がどうなりたいかという目的に基づいて現れると考えます。
これが他の心理学との大きな違いです。

例えば鬱の症状が出た人がいるとしましょう。
その場合多くの心理学では、原因を「職場の対人関係のストレスではないか」「残業が多すぎたのではないか」などと考えます。

それに対しアドラーの心理学では「何が目的で鬱になったか」という捉え方をします。

アドラーの心理学では人は目的に向かって生きている

アドラーはどこから?ではなくどこへ?を考えなさいと言います。
その人の過去に当たる原因ではなく、その人の未来に当たる目的にその人自身の行動や生き方が現れると言います。

例えば太っている独身の女性がいるとします。
原因論では 太っているから不幸になった、痩せなけば幸せになれない。痩せなければ恋愛ができないと考えるでしょう。
しかし、アドラーの目的論では、目的から物事を考えます。
目的が 痩せる目的が自分に自信を持って幸せな恋愛がしたいであれば、
どうすれば自分に自信がもてるだろうか、幸せな恋愛とはなんだろうと考えます。

そうすると、自分にもいいところがあるからそれを分かってくれる人を選ぼう、外見だけ愛されても幸せにはなれないと気がつくのです。

あなたがうまくいかないときはもしかしたら原因論が理由で負のスパイラルに陥っているかもしれません。
自分で目的論で考えてみると良いでしょう。

喧嘩の理由は隠れたあなたの目的にあるかも

さて、今から本題です。
それでは一体彼氏や旦那さんと、喧嘩が絶えない、うまくいかない理由は一体なんでしょうか。
もしかしたらあなたの気づかないあなたの目的が、あなたの行動や言動を彼や旦那様との関係をうまくいかなくしているかもしれません。

例えば、喧嘩の絶えない夫婦がいたとします。
奥様は旦那様が家庭をかえりみずに仕事や付き合いの飲みごとばかりで早く帰ってこないことに怒っています。
しかし、旦那様はなぜ家に帰りたくないかというと、家に帰ると奥様が小言ばかりで帰りたくないとのこと。

こういったパターン、実は恋愛や結婚生活においてかなり多いのではないでしょうか。
旦那様や彼が構ってくれない理由は実は女性の目的が男性を自分の思い通りにしたいからなんです。

その目的のために、旦那様や彼を知らないうちに無言の束縛をしてしまっているのです。
これ、多くの女性が心当たりがありますよね。
こういった、自分の行動や、本当の目的に気づくことで、「夫を自分の思い通りにしたい」「もっと私に関心を持って欲しい」という目的を「円満な家庭にしたい」「彼ともっと仲良くしたい」という目的に変えることができれば、あなたの夫や彼に対する行動は自然と変わってくるのです。

遅く帰ってきた旦那様に、「どこにいってたの?!」と不機嫌に問いただすことをやめ、「お帰りなさい。遅くまでお疲れ様」と笑顔で迎えることができるはずですよ。

恋愛関係や夫婦関係で大切になってくるアドラーの対人関係論

共同体感覚が必要

共同体感覚とは、「自分は社会や、地球上の生命の共同体全体の一部であり、共同体とともに生きていく」と自然に感じられる感覚。家族や組織などを超え、社会全体や国家、地球規模で捉えられる感覚のもの。
ここで言う共同体は、一企業や学校などに所属していると言う狭義の意味ではなく、もっと大きな人間同士の結びつきのことです。世の中や世間という言葉に近いかもしれません。

親密な関係を維持する「愛のタスク」


アドラーの心理学では、対人関係における問題の解決策として、3つのタスクをあげています。

  • 愛のタスク
  • 交友のタスク
  • 仕事のタスク

です。
その中の愛のタスクについて解説します。
愛のタスクは別名で家族のタスク、愛のタスクと呼ばれるものです。
愛のタスクは男女など夫婦やカップルなどの関係だけでなく、親子、兄弟、家族など、生活の基盤と言える親密な単位の人間関係に関わるタスク全体を示します。
お互いに自然体であることをさらけ出すことができ、受け入れ会うことが理想の関係だと言えます。
このタスクを解決するにはしっかりと共同体感覚を持っている必要があります。

夫や妻などのパートナーの関係はお互いに相手の意思を尊重し心を合わせていこうと思わなければ作ることはできません。どんなに好きでもそれが一方的だったり己の欲望や理想を満たすことだけを優先した関係であれば、関係は破綻してしまいます。
共同体感覚が豊かだからこそお互いに思いやれる関係になれるのです。

アドラー心理学で読み解くカップルや夫婦の喧嘩の原因と解決策 まとめ

いかがでしたか。アドラーの心理学を参考にすると、人間関係のうまくいかない原因と解決策は、

間違った自分の目的を知り、自分の行動を変える

共同体感覚を養い、人と共存していくこと、相手のことを思いやる気持ちを大切にする

夫や妻などのパートナーの関係はお互いに相手の意思を尊重し心を合わせていくこと

が大切だとわかります。
自分自身をしっかりと見つめ直し、これから先より良い人間関係を築けることを応援しています。

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